加盟団体紹介
北山の風・北山てぃーだの会
―現代版組踊推進協会 加盟団体紹介 その8―
終戦直後の昭和21年、今帰仁小学校の主席訓導であった新城紀秀先生の脚本・指導によって演じられた「北山」をベースにしています。
長い年月を経て、その舞台に関わった新城紀秀氏の教え子たちが立ち上がり、当時の彼らの胸に刻まれた熱い想いと、先生への感謝の念を伝えるため演出家、平田大一氏に再演を依頼。65年の時を経て、平成22年今帰仁城特設ステージにて復活公演を果たしました。
時代と世代を越えて復活した情熱の舞台は現在、今帰仁村を中心とし北部地域の小中高生に受け継がれ、地域に根付いた舞台へと成長しています。参加者の父母を中心に地域の有志による運営組織「北山てぃーだの会」も発足。幅広い世代と地域を巻き込み、舞台作りを通した、歴史学習やコミュニケーション力の強化だけでなく、地域貢献活動を行うなど、総合的な人材育成の場となっています
北山の風・北山てぃーだの会(沖縄県今帰仁村/2010年~)


現代版組踊「北山の風 今帰仁城風雲録」
北山王朝最後の王「攀安知」と、「北山の山狗(やまいぬ)」と揶揄された副将「本部太原」の確執。そして、王の遺児「千代松」による仇討を描いた、知られざるもう一つの北山落城の物語を勇壮かつ情熱的に演じます。
「国頭サバクイ」や「谷茶前」など北部地域の芸能も取り入れつつ、オリジナルの踊りや歌、そして迫真の演技で観る者を魅了しています。

今帰仁村を中心に沖縄県北部地域の小学5年生から高校3年生までが参加しています。
離島の水納島から参加しているメンバーも!厳しいながらも楽しく、稽古に励んでいます。

地域の皆様に愛されながら、長く続く活動を目指しています。
年2回程度の定期公演を継続できる様、資金造成や運営にも本格的に取り組んでいます。
また、沖縄北部地域を代表する舞台にしていきたいです!
これからも、感動してもらえる舞台を披露し、参加者もどんどん増やしていきたいです!
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