久米島現代版組踊実行委員会

現代版組踊推進協議会

2014年07月03日 12:03

―現代版組踊推進協会 加盟団体紹介 その7―


離島で過疎化が進む久米島において、島にうもれている歴史的遺産にスポットをあて、舞台芸術を育てるとともに、島で生まれ育った子ども達がその足元にある島の宝(歴史・文化)に気づくことで自らが島内はもちろん、県内外へ発信することで島に誇りを持ち、故郷を愛する心を育て、更には地域の活性化に寄与することを目的としています。

平成25年5月からリーダー養成講座として9名のメンバーが参加。7月から平成26年2月の本番に向けたメンバー募集し、9月から稽古を開始。現在32名のメンバーが参加しています。まだ始まったばかりで戸惑いながらも少ない稽古の中、1回1回の稽古に集中しながら、一生懸命踊りを覚えています。

久米島町の教育委員会や観光協会、FM局などが一丸となり、活動を応援しています。


久米島現代版組踊実行委員会(沖縄県久米島町/2013年~)


演目紹介
現代版組踊「月光の按司 笠末若茶良」


時は15世紀…久米島では按司と呼ばれる各地の領土を納める王達がそれぞれの領土を預かり城を築城し、政を行っていた。
その領主となったのが、伊敷索城の「伊敷索按司」…そして息子の3人である。

その内の一人に、民から厚い信望を受けた男がいた、その名は「若茶良」。

500年余りの歴史の闇に隠された真実とは…
久米島の若き島人達が繰り広げる歴史ロマン舞台。                                                                                                                                                     
メンバー紹介
久米島町内の中学1年生~高校3年生のメンバーが参加。
メンバー同士でわからないところは教えあったり、放課後などを使って自主練習を行なったりと向上心が高く・好奇心が強いメンバーが集まっています。

また、1人1人の個性が強く、しっかり者のリーダーや、お調子者のムードメーカー、皆おしゃべりで人懐っこく、笑いの絶えない明るいメンバーです。


今後の活動目標
平成26年2月の初公演を皮切りに、年1回の本公演を実施し、久米島で生まれ育った子ども達が
その足元にある島の宝(歴史・文化)に気づき、島に誇りを持って故郷を愛する心を育てていきながら、久米島地域に根付いた舞台活動を続けていきたいです。

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